まず汗をかけ。汗の中から知恵を出せ！ ラケットやガットの話など、テニス道具に関すること中心に、自分の覚え書がてら、書いていこうかなと。

シグナム・プロのトルネード（１．２３ｍ）を試しました。
個人的チェックポイントは①他の多角形ガットと違いガットが
捻じれてスパイラルになっている点
②ポリプラズマの乾いた打球感と比べどうなっているか
（個人的に変わっていてほしい）、という２点です。

球をついてみた音から判断すると、乾いた打球感ではないので、
これは期待大。そして店の親父曰く、ブラックコードよりは柔らかいが、
プロレッドコードよりは硬め、とのこと。個人的には、その間は
かなり幅あると思っているので、どこに位置するか興味が増した。

で、朝起きたら雨・・。試合の日に雨が降られるより、新しいものを
試す時の雨が一番がっくりきます。試合は延期で済むけど・・。
次の週末まで待てないので、壁打ちに励んでみました。
さてその感想は・・。

ちなみに若干張りが弱かったです。いつものとこじゃなくて、
近くのプロショップで張ってもらいました。曰く、プロ仕様で張るので
通常の店よりかなり硬く張り上がる、とのこと。１０Ｐくらい
落として注文しましたが、３～５Ｐくらいべストより低く
仕上がってしまった感じでした。

まずスピン。多角形といっても、それほどガット自体がボールを
噛んでいる感じはないですね。むしろ若干滑るか？というくらいです。
確かに触ってみてもそれほど角が立っている感じがないですし、
ねじってある分、むしろ指触りが滑らかになっているという
気もします。ということで、スピン性能は個人的には普通です。
普通の断面丸ガットと同じですね。スパイラル、裏目に出てる、
と思います。
打球感。ポリプラズマより少し鈍い打球感です。個人的には、
トルネードの方が好きです。レッドコードより鈍い感じですね。
柔らかさはあります。プロハリツアーよりもかなり柔らかいし、
当たった時から球が離れるまでガットの自然な伸びがあります。
ただし、柔らかいといっても、張りは感じられます。
ブラックコードのような硬さは感じられません。

どのガットに似てるか・・・。
多少球が滑らなくし多少張りを持たせたエナジーか、
多少弾くようにしたアルパワーか・・。まぁ、この辺りは
また壁ではなく、人と打ち合った後に感想を書くことにします。

いずれにしろ、打球感の印象は多少変わったとしても、
球が滑る感は変わりようがないので個人的にはこのガットは
もう張らないです。週末打って、張り替えです。
比較するために（ブログネタ）、同じくポリプラズマのＨＥＸでも、
久々に張ってみるかな・・。
張ってもどうせすぐまた張り替えることになるんだけど。