2009年05月21日
軽量(厚)ラケ⇒競技者スペックにしたら?
250~270くらいのいわゆる軽量厚ラケを40~50g程度
ウエイトUPし、一般的に競技者モデルとして販売されている
300~320g程度にしてみるという試みを過去、私は何度か
挑戦しました。
その結果と感想を今日は記載してみます。
今日のは実用性ゼロです
さて、なぜこんなことを試してきたか。
それはそういうラケットが存在していないからです。
軽い厚ラケはパワーはあるので、それを重くすることでさらに
パワーがアップするのではないか、軽量厚ラケに欠けているホールド感も
重くすることでホールド感もアップするのではという発想と、
かなり軽量だからそれに40gも重りを貼れればバランスをかなり
自由に調整できる、というイメージの元、チャレンジしてきました。
HEADが一番多いです。結構魅力的なキャッチフレーズ(性能説明)
で売り出されるので、余計に食指が動きます・・。
TiS6やウイルソンハンマー6.3:だめでした。
これはもう打球感悪いし、安っちさのある打球感が強調されるだけで、
コントロールもつけにくいし、だめでした。
IX6 MP:これはなかなか悪くなかったです。ヘッドに15g、
スロートに15g、グリップ等に18g程度貼りました。
打球感軽いはあまり変わらずでしたが、不思議と結構気持ち
良かったです。まだこのラケット、所有してるくらいです。
スピンは全く合いません。フラット限定です。ぐりぐりで打つと、
打球感がものすごく悪いです。ドライブ系も自分が意図している
軌道より、必ず低い弾道を描きますが、ネットの30センチ程度上を
狙うと、ネットちょい上をバシュッとフラットドライブ系の
かなりいい球が飛んで行きました。最終的にはホールド感が
あまり出なかったことと、弾道低いのでデリケートなラケットに
仕上がっていたため、メインとしての使用は断念しました。
この段階で、ただの軽量厚ラケではホールド感は出せない、
ということがはっきりとしたので、次は路線変更しました。
中止しないとこがミソです。
ただ硬いだけでない、ホールド感が期待できる軽量ラケでやろう!
ドライブZライト:ウーファーがあるから、ただ硬いだけでは
ないだろうからチャレンジ!このころはもうピュアドラ使ってたので、
バボラに期待して・・。でもザイロンは激硬!ホールド感まったく
追加で出せず・・。試合で使えるもんじゃなかったです。
そこでもっと目に見える形でホールド感が期待できそうな
軽量厚ラケに手を伸ばす。
DNX1パワーアーム:見た目のカブトムシの角効果で、ホールド感
ありそうなので、早速購入し試作。これはなかなかGOOD!
軽量厚ラケなのにホールド感がノーマル状態でもあるくらいですから、
そこは文句なく、及第点です。今までで一番!ただ重くしても
どうしても球に重さがでません。フルパワーで打つには面が
大きすぎですね。ダブルスではかなり楽ですが、リターンで相手を
押し込めないのでしんどかったです。あと、フォルクルはグリップ
エンドが外せない(クッション素材)ため、バランス調整に
苦労しました。でも打球感でスカスカ感がなく、今まで試した中では
一番打球感もよく、バランス良かったです。ただ、面がでかくて
コントロール性には若干難が・・・。パワーで押すタイプじゃない、
年配のテクニシャンで打球感を求めている方には面白いと思います。
クロスボウ3:これは現在進行中です。クロスボウ効果でホールド
ありそうということで購入。買う前に6を試打したところ、
かなりホールド感もあったので、期待して購入。ただし購入したのは
試打した6ではなく、3。DNX1で面が大きいのは求めている
状態にならない、と判断したことから、6ではなく、3で挑戦。
ところが6と違い、3は硬かったです・・・。クロスボウ効果、
感じられず!!でもガット(X-ONE1.22)があまりあって
いないせいもありそうなので、ガットを今度変えてみて再チャレンジ
します。そうでないと、これも失敗に終わる・・・。
次張り替えた時がラストチャンスです・・・。さて、何を張るか・・。
現段階の結論ですが、軽いラケットは想像以上に硬く、重くしても
ホールド感がでない、ということと、重いラケットと比べて
使用している良い素材をケチっているのか、重くしてもスカスカ感が
消えず、どうも打球感がちゃちで悪いです。ので、基本的に
この方法では理想のラケットには出会えないのではないか、
というのが現時点での結論です。
とは思っていても、また新しい技術が使われた軽量厚ラケが出たら、
また懲りずに挑戦するかと思います・・・。
フォルクルからパワーブリッジを使った100インチ程度で
300g程度のラケット、出してくれないかな。絶対買うのに・・。
今回は、読み物として楽しんでくだされば幸いです。
一応、内容的には、次回記載するブログと関連します~
(まだ続くの!?という感じですかね~・・)
ウエイトUPし、一般的に競技者モデルとして販売されている
300~320g程度にしてみるという試みを過去、私は何度か
挑戦しました。
その結果と感想を今日は記載してみます。
今日のは実用性ゼロです
さて、なぜこんなことを試してきたか。
それはそういうラケットが存在していないからです。
軽い厚ラケはパワーはあるので、それを重くすることでさらに
パワーがアップするのではないか、軽量厚ラケに欠けているホールド感も
重くすることでホールド感もアップするのではという発想と、
かなり軽量だからそれに40gも重りを貼れればバランスをかなり
自由に調整できる、というイメージの元、チャレンジしてきました。
HEADが一番多いです。結構魅力的なキャッチフレーズ(性能説明)
で売り出されるので、余計に食指が動きます・・。
TiS6やウイルソンハンマー6.3:だめでした。
これはもう打球感悪いし、安っちさのある打球感が強調されるだけで、
コントロールもつけにくいし、だめでした。
IX6 MP:これはなかなか悪くなかったです。ヘッドに15g、
スロートに15g、グリップ等に18g程度貼りました。
打球感軽いはあまり変わらずでしたが、不思議と結構気持ち
良かったです。まだこのラケット、所有してるくらいです。
スピンは全く合いません。フラット限定です。ぐりぐりで打つと、
打球感がものすごく悪いです。ドライブ系も自分が意図している
軌道より、必ず低い弾道を描きますが、ネットの30センチ程度上を
狙うと、ネットちょい上をバシュッとフラットドライブ系の
かなりいい球が飛んで行きました。最終的にはホールド感が
あまり出なかったことと、弾道低いのでデリケートなラケットに
仕上がっていたため、メインとしての使用は断念しました。
この段階で、ただの軽量厚ラケではホールド感は出せない、
ということがはっきりとしたので、次は路線変更しました。
中止しないとこがミソです。
ただ硬いだけでない、ホールド感が期待できる軽量ラケでやろう!
ドライブZライト:ウーファーがあるから、ただ硬いだけでは
ないだろうからチャレンジ!このころはもうピュアドラ使ってたので、
バボラに期待して・・。でもザイロンは激硬!ホールド感まったく
追加で出せず・・。試合で使えるもんじゃなかったです。
そこでもっと目に見える形でホールド感が期待できそうな
軽量厚ラケに手を伸ばす。
DNX1パワーアーム:見た目のカブトムシの角効果で、ホールド感
ありそうなので、早速購入し試作。これはなかなかGOOD!
軽量厚ラケなのにホールド感がノーマル状態でもあるくらいですから、
そこは文句なく、及第点です。今までで一番!ただ重くしても
どうしても球に重さがでません。フルパワーで打つには面が
大きすぎですね。ダブルスではかなり楽ですが、リターンで相手を
押し込めないのでしんどかったです。あと、フォルクルはグリップ
エンドが外せない(クッション素材)ため、バランス調整に
苦労しました。でも打球感でスカスカ感がなく、今まで試した中では
一番打球感もよく、バランス良かったです。ただ、面がでかくて
コントロール性には若干難が・・・。パワーで押すタイプじゃない、
年配のテクニシャンで打球感を求めている方には面白いと思います。
クロスボウ3:これは現在進行中です。クロスボウ効果でホールド
ありそうということで購入。買う前に6を試打したところ、
かなりホールド感もあったので、期待して購入。ただし購入したのは
試打した6ではなく、3。DNX1で面が大きいのは求めている
状態にならない、と判断したことから、6ではなく、3で挑戦。
ところが6と違い、3は硬かったです・・・。クロスボウ効果、
感じられず!!でもガット(X-ONE1.22)があまりあって
いないせいもありそうなので、ガットを今度変えてみて再チャレンジ
します。そうでないと、これも失敗に終わる・・・。
次張り替えた時がラストチャンスです・・・。さて、何を張るか・・。
現段階の結論ですが、軽いラケットは想像以上に硬く、重くしても
ホールド感がでない、ということと、重いラケットと比べて
使用している良い素材をケチっているのか、重くしてもスカスカ感が
消えず、どうも打球感がちゃちで悪いです。ので、基本的に
この方法では理想のラケットには出会えないのではないか、
というのが現時点での結論です。
とは思っていても、また新しい技術が使われた軽量厚ラケが出たら、
また懲りずに挑戦するかと思います・・・。
フォルクルからパワーブリッジを使った100インチ程度で
300g程度のラケット、出してくれないかな。絶対買うのに・・。
今回は、読み物として楽しんでくだされば幸いです。
一応、内容的には、次回記載するブログと関連します~
(まだ続くの!?という感じですかね~・・)
プリンスのCTS THUNDERSTICK90
(フェイスは90でトップの厚みが37mm、サイドでも32mm、ウエイトがガット含む約365g、14MAIN18CROSSで、100%カーボンファイバー製)
売れるラケットしか作らない今では、もうこのようなラケットは
もう出てこないでしようね。